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   佐川一政(パリ人肉事件)は脳梗塞に倒れ生活保護の日々

                                  2015年7月19日   
 
 注目

  

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 ・佐川一政、生活保護の日々 
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今回は三つの記事を書いた。
まずは興味を持ったサイトの記事が2個あり、1個は、慶大生の偽装サイトに関して、そしてもう1個は、草野仁の新刊 『老い駆けろ!人生』。 最後に、月刊誌「宝島」に出ていた佐川一政の記事。

 1.慶大生・青木大和さんが「小4偽装サイト」で問いかけたかったもの

小学4年生を名乗る男児が衆議院解散総選挙に対する疑問を投げかけるウェブサイトが2014年11月に登場して、即身バレ。大炎上。
記事は山本一郎氏が、小4を名乗ってサイトを構築した青木大和さんにインタビューの形を取っている。以下、そのインタビューの一部を抜粋
 
青木「はい。選挙の公示日を過ぎた12月10日ぐらいまで盛り上がらないだろうと思っていたんです
 
山本「そりゃあれだけサイトのデキがいいとねえ… Twitterでは、サイトデザインを本業にしている人たちがこぞってフォントやデザインの内容について吟味・審議するほど素晴らしい出来栄えでした
 
青木「そこから、急激に”10歳の子が政治に問いかけること”よりも”10歳の子が自分で作れるサイトではなさそうだ”という着眼点から火がついてしまいました。

                      *
青木「15歳の頃にアメリカでオバマ選挙を目の当たりにしたことは僕にとって政治や社会を身近に感じる原体験となりました。学校内では、アメリカの政治について同級生と議論をし学びました。学校外では、大統領選挙運動を目の当たりにしました。今の日本では、学校内で学ぶ機会は整っているものの、体験を得る機会というのがなかなか無いのではないかと思っています。まだ見ぬ体験に出会うことがなく、成長し、大人になるということは選択肢を狭めてしまっているのではないでしょうか?だからこそ、少しでも色々な経験を得ることが出来る場を作っていくことができるんじゃないかなあと思っています

山本「随分なことやらかした割に前向きすぎんだろ…

このどことなく懲りていないのではと思わせる青木大和氏と山本一郎氏のざっくばらんな感じのインタビューのやりとりが面白い。


 2.草野仁さん「妻の心遣いに気づき価値観が変わった」

今年で71歳を迎えた草野仁さんの新刊タイトルは、『老い駆けろ!人生』。
タイトルがうまい。
本書では「健康」「居場所」「死」「生き甲斐」という4つのテーマが語られている。草野仁さんは、筋肉隆々のマッチョな身体が有名。

「私が身体を鍛え始めたのは意外と遅くて、50歳近くになってから。ある日、自分の背中やわき腹をつまんでみたら、かなり分厚くなっていることに気づきまして(笑い)。それでトレーニングを始めました。最初は15キロのダンベル運動などハードなメニューをこなしていましたが、首筋を少し痛めてしまって。それでダンベルを5キロにしたら、無理なく続けられるようになりました。
シニアはこれが正解なんですね。あくまでも自分のできる範囲で、無理をしないことが大切です」


 3.月刊誌「宝島」2015年8月号買う。(佐川一政、生活保護の日々)

佐川一政 


『あの人はいま』というコラム記事に、佐川一政が登場。
1981年、25歳のオランダ人女性を殺害し、かねてから興味を抱いていた「人肉食」の目的を果たした佐川の事を、先日ブログに書いていたので、「これは買わねば」と思い600円にて購入。

記事の内容は、サブタイトルが的確に伝えている。
『日本を震撼させた「パリ人肉事件」から34年脳梗塞に倒れた「佐川君」は生活保護の日々』

弟の純氏が語る。
「一昨年の11月に脳梗塞を発症してしまいましてね。もともと糖尿病で、 お弁当の配達をしてもらっていたのですが、その配達人の方が、部屋で倒れている兄を発見したのです。そのときドアにチェーンがかかっていたので、大家さんに連絡してチェーンを切断してもらって、救急車で病院に運びました」

倒れてから発見されるま1日ほどかかり、その後介護が必要な身となり、実弟の純氏が近くに転居して身の回りの世話をすることになった。

「両親もすでに逝ってしまい、家族といえば私たち兄弟2人だけですから。いまは年金で貰える分を引いた金額の生活保護を受けていて、家賃分のほかに毎月7万円弱ですか。食事はお弁当の配達でこれが3万6000円ほど。残りのお金で何とかひと月、暮らしているという感じです」(純氏)

「パリ人肉事件」で有名になった80年代後半から90年代にかけては多くの雑誌に連載を持ち、原稿料だけで年間数百万を稼いでいた時代もあった。

「宝島さんにも書かせていただいたことがありました。確かにあのころは稼いでいましたが、そういったお金は女性と食事したり、旅に行ったりしてすべて使ってしまいました」
(一政氏)

生活保護を受けるいまの暮らしをどう受け止めているのか。
「外出することはほとんどないのですが、新宿の紀伊国屋書店、青山ブックセンターに行ってみたいです。心理学や宇宙関係の本が読みたい・・・・・・」
現在は自力で歩くことが困難という。

女性に対する興味は健在で、NHKの連続テレビ小説「てっぱん」に出演していた滝本美織がお気に入りとの事。

佐川氏のベッドの横には女性アスリートたちの写真が飾られていて、介護する弟の純氏は語る。
「健康、そして強さ、美しさというものは兄の人生に無縁のものでした。自分にないものを切望する、その気持ちのあらわれなのだと思っています」

あの事件からはや34年の時が流れたが、佐川氏はいまでも思い出すという。
「ときおりこうした取材を受けて、そのたびにフランスにいた時代のことを思い出すのです、どうしてあんなことをしてしまったのか.・・・・・・」(一政氏)

● 少年A、『佐川一政』に“嫉妬”や“羨望”    2015,09.27
ところで、佐川一政のニュース記事をひさびさに読んだので、補足したい。
当時14歳の中学生であった少年Aの事件は『酒鬼薔薇聖斗事件』とも呼ばれ、この事件で、2名が死亡し、3名が重軽傷を負った。その元少年A・酒鬼薔薇が、佐川一政に関して、自身のHPにてこのように書いている。

〈『佐川一政』という稀代の殺人作家の存在は、いつも僕の心の片隅にあった。正直に言えば、彼に“嫉妬”や“羨望”を抱いていた時期もあった。 同じ殺人者でありながら、彼はまったく反省することなく、開き直って自身の犯罪をネタに金を儲け、周囲からちやほやされ、もてはやされ、罪を咎められること もなく、何ら苦悩することもなく、気楽に自分の好きな事だけをやって生きている人のように見えた(実際はそんなことはないだろうと思う)。それに比べ、自分の置かれている惨めな環境、名前を失い、自らを語る声を失い、生きているのか死んでいるのかもわからない毎日が、歯痒くてならなかった。 )

彼は、佐川一政に対して思うところが多いらしく、他にもそうとうに書き込んでいる。
佐川は実名と素顔を世間にオープンにして、ある意味、覚悟を決めて表現しているのに対して、元少年Aは匿名で文章を発表しているところが大きく違う。

また、知識の面から言っても、佐川はパリへ留学し、多くのノーベル賞受賞者を送り出しているパリ第3大学大学院修士課程を修了している。そこは文学的な面も含めて佐川の方が上なのではないかと思えてくる。

元少年Aは、佐川一政に対し羨望という感情を持つところから推測すると、実は世間に早く顔と正体を暴いてほしいのかもしれない。強烈な自己顕示欲が、『自分を早く完全に見つけて大騒ぎしてくれ!!』と、心の裏側では思っているのかも。

佐川一政の、元少年Aに対するメッセージが、記事になっている。
彼は、元少年AのHPをどう見たのか。

「AがHPを始めたのは他者とのコミュニケーション願望でしょう。孤独に対して不安を感じていて、世界とコンタクトを取りたくなったのではないか。メールアドレスまで載せているのは、その証拠だと思う。」(一政氏)

「『佐川一政』という名前と切り離して、純粋に新人作家として作品を発表して、それで評価してほしいと思っていた。だが、それは受け入れられないことだった。
きっと彼も何を書こうが『少年A』という名前に縛られ続けるだろう。もしそのことに苦しんでいるならば、一度、彼に会って話をしてみたい」(一政氏)             

       


参照:宝島 2015年8月号
   佐川一政氏 「少年Aが苦しんでるなら一度会って話したい」



 

 




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