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    なぜヒゲをのばしたか分かりました。
                 分かりましたよ。
                   2006年6月16日 1:30
     
 ◎なだいなだ
           信じることと、疑うことと   (ちくま文庫)
                                                       
 
 注目
 
     

 ・テレビも週刊誌も鈴香
 
盗作疑惑の和田義彦
 ・畠山鈴香の無責任人生
 ・警察の理由A彩香の母
 ・黒木香裏ビデ裁判勝つ
 

 
 
 「なだいなだ」という作家は精神科医。そして作家だ。
 ひらがなのわかりやすいペンネームをつけている事と同様に、内容もわか
 りやすい。それでいて、書いている事の奥が深い。

 その”なだいなだ”の「信じることと、疑うことと」という題名の本を読んでい
 る。精神病院でのエピソードを紹介している。
 
 ある日のこと。一人の患者がなだいなだ先生に、
 「分かりました。分かりましたよ」と言った。
 「何が分かったんですか」と、問い返すと、
 「先生が、なぜヒゲをのばされたかですよ」
 彼は、じっと顔を見つめて言った。
 「えっ!」先生は驚いて叫んでしまった。

 ヒゲを伸ばしたのは、目的があってやったわけではないし、特別な意図
 もない。
 無意識的には、理由があったかもしれないが、それは自分でもわからな
 いことだ。
 
 「ね、あれでしょう。あれですよね」
 「いや、理由などないよ」
 「そりゃ、自分の口から言いたくないですよね。でも分かります。ぼくには
 分かってます。」
 自信に満ちた表情で、彼は断言した。

 なだいなだはその時考えた。
 ぼくがヒゲをのばした、その理由がわかった、と主張した男は、分かりた
 いという衝動を持っていた。そしてその衝動を満足させたかったのだ。そ
 の衝動は、本当にわかることではなく、分かったような気がすれば満足
 するのだ。
 
 人間は、分からないと不安だから、分かろうとする。
 分かって不安感をとりのぞこうとする。
 不安のスッと消える瞬間に、快感を感じる。
 「分かった」と感じることに満足し、ほんとうに分かったのかを問題にしな
 くなる。

 と、いうのを読んでサメは今やっている仕事にも、当てはまる事に気が
 ついた。サメは、携帯の新しいシステムを導入する仕事をしている。
 ミーティングをすると、わからない言葉や理解しにくい説明に出会う。
 システムの担当のお客さんに質問をする。相手が答える。
 そのやりとりで、その場ではわかったような気になってしまう。

 『理解していないのに、分かったような気にだけなっていないだろうか?
 本当に根本的に理解しているのか?』
 という事をつねに自分に問いかけてみなくてはいけない。
 これは、ニュースに関して書くときも同じ事を言える。
 
 と、今回は本の影響で、サメはめずらしく我が身を見つめ、反省の時を
 おくるのであった。



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