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   現実に勝る妄想力

               ◎睦月 影朗  『 哀しき性的少年』
                             
ある官能作家の告白
                                                         

 睦月影朗の「哀しき性的少年」という本は、彼のオナニー遍歴と、女性遍歴を書いて
 ある。女性遍歴はともかくとして、自分のオナニー遍歴を書くとゆうのは、めずらしい。
 なんと、本に付録として、自分のオナニー日記を約100ページ載せている。

 オナニーに勝るセックスなし
 妄想に勝る現実なし
 そんな言葉が、彼の文章の中にある。
 そして、オナニーの回数にもこだわっている。

 『年間で四百回を切ったときはショックで、三百六十回を切ったときも暗澹たる思い
 に包まれた。平成九年には、三百回を切った』
と、書いては、嘆いている。
 この回数にまで、こだわるのは正直、わからない。
 常人には理解できないほど、性に、オナニーにこだわっているから、読んでいて
 面白いのだろうが・・・。
 
 自分自身を、振り返ってみる。
 『オレは人と比べて性欲が強いのではないだろうか?』と、思うときがよくある。
 しかし、睦月影朗と比べると、自分の性欲なんてチッポケなものに思えてくる。

 彼のオナニー日記は、まさしくオナニーだけにこだわった日記だ。
 いったい、自分が、何に対してオナニーしたかだけを、簡潔に書いてある。

 まず、芸能人や有名人がオナニーの対象に頻繁になっている。
 
 たとえば、1981年で拾ってみると・・・
 1981年の元旦。キャンデーズの写真集でグラビア(三人の顔アップ)
    (顔で、いっているところが面白い。)

 1月19日 渡辺絵美、スケート(NHK)
    (まさか、NHKも、自局作成のスポーツ番組が、おかずになっていたとはおもわ
     ないだろう。)
 2月28日 懐かしの小柳ルミ子「星の砂」
 3月30日 「将軍」の島田陽子
 5月26日 何と松田聖子
 9月18日 ドラマ、森昌子。
 9月19日 岸本加世子。

    (小柳ルミ子は、わからないでもないけど、何も森昌子で、抜かなくても・・・
     松田聖子も岸本加世子も、そうゆう対象になるのが、今ひとつわからない。)

 などど、拾い読みしただけで、ああでもない、こうでもないと、自分の好みと比較して
 しまう。 意外にいろんな感想が頭に浮かんできて、あきないのだ。
 表現は単純だ。
 ほとんどは、日付とオナニーの対象になった人物等の固有名詞の羅列。
 それなのに、意外な楽しみの発見である。
 
 芸能人意外でも、変わった部分が多い。想像力の幅の広さを感じる。
 1992年
 1月2日 映画「マリアの胃袋」の人肉シーン
 2月7日 邦オモテ、唾液。
 4月9日 邦ウラ、スカトロ。
 7月9日 中国人女性、健康法。
 9月12日 女子プロレス、ボリショイ・キッド。

    (健康法や、女子プロレスでも抜いちゃう?まるで何でも夜のおかずにしちゃうぞ!   
     の勢いだ。このオナニー日記のためにわざと変わったネタにチャレンジして
     いるかのよう。)

 それにしても、ずいぶん正直な告白本である。
 ここまで自分の性に対してオープンに普通はできないだろう。

 睦月影朗は、自分の性を全て包み隠さず、言葉に置き換える覚悟がある。
 さらに妄想力が備わり、
 そこから初めて迫力あるフェチ官能作家ができあがるのだろう。

                   2004年4月21日


       



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