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熱烈な支持者を生んだ

                         ◎ 会田 誠   『青春と変態』
                                           
 
 この小説は、古本屋でみつけた。

  あまりめぼしいのが、なくて帰ろうかな?と思っていたのだが、まあ、一冊
 くらいはためしに買おうとおもいこの本を手にした。

  本人が描いている本のカバーも、ピンとこないし、ABC出版とゆう出版社
 もあまり聞いた事がない。だからほとんど、期待しないで読み始めたのだ。

  ところが読み始めて、感激した。想像していたより数倍おもしろかった。頭
 にしびれる感覚を持った小説だ。 
  何度か、『友達にもすすめてみようか?』
 とも思ったがやめていた。

  それはなぜか?
  内容が、タイトル通り、まさしく変態行為におぼれている作者が主人公だか
 らだ。別段、変態を扱おうがなんだろうが、小説としておもしろければ、いい。
 そう俺も思う。
  しかし世の中には、変態と聞いただけで、ばっちいものをさわったような
 不快感を覚える人も多い事は確かだ。
  だから面と向かっては、薦められないし、少し照れてしまうのだが、実はと
 てもおもしろい小説だ。

  この小説の主人公は、女子トイレに入って覗く事が趣味の17歳の高校生。

  主人公は16歳の時、駐車場に捨ててあった小型の月刊誌を拾う。それは
 「投稿写真系」と言われるエロ雑誌だ。 その中にあった一枚の「放尿盗聴
 写真」にひきつけられる。

  それが、彼をトイレ覗きに走らせるきっかけとなる。
  女子トイレの覗き、それがたぶん実体験から書いてあるのだろう事は、
 文章を読むとすぐわかる。実際に体験しなければ、書けないであろう具体的
 な事実、そしてその行為にかける情熱的な想いが何度も出てくる。

  もし自分が覗きをしていたと仮定して............。
 一番の恐怖は、ばれそうになったときではないだろうか?その場面が、この
 小説にも出てくる。

  スキー場でのトイレにて、主人公が覗きで潜んでいたときの場面。

  そのうちに最悪の事態になってきた。清和(女子高)のやはり一年だと思う
 5・6人が、トイレにやってきたのだ、。しかしサンダルは僕が履いているのを
 含めて4足しかないらしく、個室の前で待てるのは2人だけ、あとは入り口の
 スノコのところで待つしかないらしかった。


  一年生はワイワイとうるさい。だからいろいろな声が聞こえてくる。
 「えー満員?」とか「まだー?」とか「もれちゃうー」とか「上いっつちゃおうか」
 とか。それに混じって混じってヒソヒソ声で「一人長いの」という声が聞こえた
 時には完全に全身から血の気が引いた。

  この場面では、読んでいるこちらもドキドキしてしまった。
  その後、どうなったかは、ぜひ本をよんでみてほしい。
 
  この「青春と変態」は、50部の同人誌「中洲」に発表されたのち、いくつか
 のコピー本が流布され、ごく一部に熱烈な支持者を生んでいたとの事。

  最後にこの作者は、絵の発表もしており、芸術家でとてもハンサム。
  小説のトイレ覗きとは結びつかない、とてもすがすがしい男前。

                    2003年9月11日



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